東日本大震災から丸3年となった11日、「AKB48」グループが被災地3か所への訪問と、各グループの劇場で復興支援特別公演を開催した。

 宮城県出身メンバーで、AKB48の岩田華怜(15)はグループで唯一、震災を経験した。小学6年生の時に被災した岩田は「震災があってから、頻繁に被災地に足を運ばせていただいている。この3年は私には1年ちょっとぐらいの気持ち。時が流れるのが早く感じる。無我夢中で走り抜けた3年間だった」と振り返った。

 改めて街の風景を見た感想について、岩田は「帰ってきたらガレキ場だったところがキレイになってて。でも、ガレキにはみんなの思い出もあって…。みんな複雑な気持ちも持っている。私はそういうことも伝えられたらと思います」と被災地の思いを代弁した。