佐村河内氏「公演中止」に謝罪なし 1億円超賠償請求も

2014年03月08日 16時00分

佐村河内氏の会見での態度に怒りの声も

 2月から5月まで予定されていた“偽ベートーベン”佐村河内守氏(50)の全国17公演の中止を発表したコンサート企画会社の「サモンプロモーション」は損害賠償請求を検討中だ。

 7日に行った開き直りとも思える佐村河内氏の会見での態度に、同社の社内は怒号が飛ぶほど怒りムードが漂ったという。担当者は「(佐村河内氏の)弁護士が解任されましたし、連絡を取っていたメールアドレスも変わってしまった。会見もメディアの方が教えてくれて、初めて知ったぐらい。どこにいるかも分からなかったが、横浜にいたことも会見で知りました」と現状を明かした。

 会見では被害を受けた関係各所に「『損害賠償をするつもり』と申しています」と話したが、担当者は「そういった話は来ていません」と否定。続けて「『迷惑をかけました』など謝罪の連絡も一切ありません。彼にはもう信用できないと言うしかない。こちらは損害賠償請求をするつもりです。損害額を算出しているところですが、向こうの弁護士さんと話し合いをしないと正確な額を出すことができない」と糾弾した。

 会場使用料だけで数千万円、チケットの払い戻し等も含めれば、少なくとも損害額は億を超えるとみられる。

 佐村河内氏の一連の発言には「結局は事実関係がハッキリしなかったし、意味がない」とバッサリ切った担当者だが、唯一“意味があった”こととしては「佐村河内さんが『弁護士が内定していて、来週中には会う』と会見で話していたことです。当社としては今は弁護士から連絡が来るのを待つしかない」と語った。

 興行を請け負っただけで同社は所属事務所と間違われ、迷惑を被るなど目に見えない損害もあった。最後に担当者は「もし弁護士が決まったと聞いたら、教えてくださいませんか?」と本紙にお願い。もはや佐村河内氏には、誠意のある対応など期待していなかった。