マイケル・ジャクソンの“隠し子”と騒がれている歌手のブランドン・ハワード(31)のDNA鑑定について米ネットテレビ局の代表アルキ・デビッド氏らが6日(日本時間7日)、記者会見し、99・9%の確率でマイケルとの父子関係が証明されたと発表したが、その後に鑑定結果がニセモノとの報道がなされるなど騒動は拡大の一途をたどっている。
 
 米芸能サイト「TMZ」によると、デビッド氏らが公表したDNA鑑定の記録の用紙の写真を入手。鑑定をしたのはアイルランドのDNA実験室とされているが、調べたところアイルランドに該当するDNA実験室は見つからなかったという。そうしたことなどから同サイトは「DNA鑑定はニセモノだった」と報じた。
 
 いったいどうなっているのか? 「TMZ」の調査不足なのか、それとも偽造されたものなのか?
 
 ブランドン自身は今回のデビッド氏らのDNA鑑定について「自分は関係していない」と否定した。
 
 また、自分がブランドンの父親だと名乗り出る人物も出現。ブランドンの母親で歌手のミキ・ハワード(53)が2010年にマイケルの隠し子説を否定した際に実の父親として名前を挙げたR&Bグループ「サイド・エフェクト」のリーダー、オーギー・ジョーンズだ。今回の騒動を知ったオーギーは「DNA鑑定をしてもいい」と一部メディアに語った。
 
 隠し子騒動はしばらく続きそうだ。