“浪速の視聴率男”を偲ぶ会から一夜明けた4日、故やしきたかじんさん(享年64)をめぐり不穏な情報が飛び交った。焦点は妻(32)のふるまい。ある親族が妻を提訴するという衝撃情報も浮上している。

「お別れ会(偲ぶ会)が終わるまでは我慢していたけど、もう黙っていられない! それほど(妻の)横暴は目に余ります」

 そう声を大にするのは、故人と親交のあったテレビ関係者だ。偲ぶ会は3日に大阪市内のホテルで開かれ、前大阪市長・橋下徹氏(44)ら関係者500人のほか、約3700人のファンが献花に訪れた。その場に、たかじんさんが生前愛した北新地のホステスや、東京から駆けつけようとした複数のタレントが出席できなかった。「実権を握る妻が出席者の選別をしたためです」(同)

 妻とたかじんさんの親族の確執も続いている。偲ぶ会には葬儀に参列できなかった実母や、たかじんさんの最初の夫人の娘も来場したが、関係者いわく「当初、親族は娘さん以外呼ぶつもりはなかった」。長らく付いていた男性マネジャーも完全に蚊帳の外。「事実上のクビ。お別れ会に口出しできないどころか、死に目にも会えなかった」(芸能関係者)

 妻がすべてを仕切るようになってから、権利関係にかなりうるさくなったとも。

 在阪各局がたかじんさんの歌唱シーンを使おうものなら「分単位で結構な額の映像使用料を請求されます。番組によっては映像を貸さないこともあったそうだ」(前出テレビ関係者)。2月3日には、ひと足早く男性マネジャーや一部親族主催でお別れ会が行われた。その際、会場の入り口にたかじんさんの写真を置いていたところ「妻の周辺者から『許可なく勝手に使うな!』と物言いがついた」(音楽関係者)という。

 妻への反発は日に日に強まるばかり。前出テレビ関係者は「彼女に“たかじん利権”が一極集中している現状に、たかじんさんを慕う人からもブーイングが上がり始めている。これ以上、増長させてはならぬと、一部親族が権利関係の確認を求めて訴訟を起こすという話も漏れ伝わってきています」と明かした。