米ポルノの最高傑作「ディープ・スロート」に主演し、時代の寵児となったポルノ女優リンダ・ラヴレースの半生を描いた映画「ラヴレース」(3月1日公開)の特別試写会が27日、都内で行われ、モデルでタレントの敦士(38)が登場した。


 フジテレビ系バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」の新メンバーオーディションで、tバック一丁の衝撃キャラに“転身”した敦士は「人生で葛藤のない人なんていない。波瀾万丈を乗り越える主人公がすてきだった」と自身の体験と作品を重ね合わせた。


「モデルとして積み上げてきたものが全部崩れるかもしれないけど、いったれ」とチャンスをつかんだ瞬間を振り返る。そのとき「下半身の感覚が全くなかったんですよ。そうしたら“出ちゃイケないモノ”が出ちゃって。神様が降臨した瞬間だった」と思い出した。

 同作は、田舎町の厳格な家庭で育ったラヴレース(アマンダ・セイフライド)が結婚し、借金に行き詰まった夫に“売られ”て出演したポルノ映画が全米で大ヒット、その後ウーマンリブの象徴として祭り上げられた変化に富んだ人生を描いた。