アイドルグループNMB48のチームMが27日、大阪・堺市で「大阪ツアー2014~ベンチ温めてました~」の3日目の公演を行い、現キャプテンの島田玲奈(20)が卒業を電撃発表した。


 島田はアンコール終了後に「私、NMB48を卒業します」と切り出した。11年5月にNMBの2期生オーディションに合格し、同8月に加入前に撮影された男性とのツーショット画像が流出した島田。9月から自主謹慎をしていたが、12年1月に復帰し、2期生のキャプテンに就任。同年2月に結成されたチームMでもキャプテンを務めた。


 突然の卒業発表にファンがどよめく中で「私は復帰のときに、キャプテンという責任を負うことを条件とされました。ワケも分からず、キャプテンとなり、今まで悩まなかった日がないほど、壁にブチ当たり続けてきました。それでもチームMをいいチームにしたいという気持ちはすごく強かった。このツアーを始めて、改めてすてきなチームになったと確信できました。秋元(康)先生が、あのときにキャプテンという責任を私に負わせてくれて、本当によかったと思っています」と声を詰まらせた。


 運営関係者によると島田は20歳の誕生日を迎えた昨夏ごろから卒業について考えるようになり、今年2月に正式に申し入れた。「大組閣と卒業は無関係」(前出関係者)という。時期は未定だが、3月20日のツアーファイナルまでは在籍。芸能活動を続けるかどうかは決まっていない。


 また、大組閣でNMB48チームNに移籍が決まっていたAKB48の菊地あやか(20)が移籍を拒否し、チームAに残留すること、チームMからBⅡに移動とされた高野祐衣(20)もチームMに残留することが決定。さらに研究生からチームMに昇格する予定だった城恵理子(15)も昇格を辞退することになった。