世界的なロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のライブツアー「14 オン・ファイアー」の日本公演が26日、東京ドームで開幕した。

 8年ぶり6度目の来日となるストーンズ。あのミック・ジャガー(70)もキース・リチャーズ(70)も古希を迎えた。だが、年齢をまったくうかがわせないストーンズを、会場に詰め掛けた5万人超満員札止めのファンは大歓声で迎えた。

 それに呼応するかのように、ストーンズも最初からエンジン全開だ。1965年にリリースされたヒット曲「一人ぼっちの世界(Get Off of My Cloud)」でスタート。ミックは「ドウモアリガトウ! ミンナ、サイコー! ミンナニアイタカッタ」と日本語で絶叫し、ますますテンションが上がっていく。

 また「ヒッサシブリー!」と陽気に語りかけたり、ビジョンに映った女の子を見て「チョー、カワイイ!」とおどけてみせたりした。

 ライブでは「ホンキー・トンク・ウィメン」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と世界中の誰もが知っている大ヒット曲を連発。合計20曲のライブを、バンドの代表曲「サティスファクション」で締めた。

 ストーンズは3月4日、6日にも東京ドームでライブを行う。