衣装は地味だけど、報道陣へのアピールは大成功!「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のフリーキャスター・山岸舞彩(27)が23日に行われた「東京マラソン2014」に出場し、目標の6時間を上回る5時間46分37秒(ネットタイム)で完走を果たした。健闘ぶりは報道陣対策にも表れ、山岸狙いの報道カメラマンはメロメロになった。その必殺テクニックとは!?


 午前8時過ぎ、スタート地点の都庁前に山岸が現れると、報道各社のカメラマンから一斉にフラッシュがたかれた。マラソン番組の中継が控えている都合上、すぐに制止されるかと思いきや、山岸は笑顔で応じ、防寒対策のベンチコートを脱いでの“即席撮影会”が始まった。


「サンデースポーツ」(NHK)などに出演していた時代にはミニスカからすらりと伸びた美脚でオジサンを魅了したが、昨年4月から出演する「NEWS ZERO」では露出を封印。視聴率も関東で6~8%台と低空飛行を続ける同番組の降板がささやかれたが、自ら東京マラソン出場を直訴し、リストラを回避したというのは本紙既報通りだ。


 そのため「久々の美脚披露?」と注目が集まったが、フタを開けてみれば、上半身は黒のウインドブレーカー、下半身は黒と白のランニングパンツの下に足首までの高機能スパッツ姿。自主トレ中のプロ野球選手のような地味っぷりで色気はもちろんゼロ。「撮らせてくれるのはいいけど、白黒ページで使えってことか…」と苦笑いするのは週刊誌のカメラマンだ。


 スタートの号砲を待つ間は、同番組で共演するサッカー解説者の北沢豪氏(45)と20分以上談笑していたが、一般ランナーは赤のウエアの北沢氏に気づいてからようやく山岸の存在に気づく…と、とにかく目立たない。


 対照的にスタートから絶好調だったのが、真っ赤なウエアに身を包んだ「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)のメーンキャスター・宮根誠司(50)。「4時間半を切れる人、一緒にお願いしますよ」と伴走者を募ったり、タレントの野々村真(49)を見つけるや「みなさんの前でおもしろいこと言ってくださいよ」とイジったり、寒さに耐えるランナーを笑いで温めた。また、マラソン芸能人の代表格で女優の長谷川理恵(40)も途中まで上着を着ていたものの、最後は胸元がのぞけるピンクのノースリーブ姿でセクシーフィニッシュしてみせた。


 芸能人たるもの目立ってナンボ。ゴールで待つ報道陣の間では「さすがに地味だった山岸も最後くらいは“魅せる”のでは?」と期待が高まったが、結局は全身黒ずくめのままゴールイン。6年後の東京五輪の総合キャスターを目指すには少々アピールが足りないように見えたが、ここから驚異の巻き返しを図る。


 ゴール直後にはすぐさま本日2回目の“撮影会”に応じ、次々とポーズを決めた。番組中継の都合で中断が入ったものの、ぶら下がり取材中もカメラマンの攻勢に笑顔を絶やさない。たとえ記者から「衣装が地味なのでは?」と質問が飛び出しても「そう言われてみれば地味ですね。楽に走れる服で選んだだけです」とさらりと回答した。


 この日は合計4回の“撮影会”が山岸の周りで開催。最後には片足立ちになったり、Wピースを決めたりとフルマラソン完走直後とは思えない軽やかな動きを披露してみせた。さすがにこのサービス精神には、男性カメラマンのほとんどがメロメロ状態。前述の週刊誌カメラマンも“撮影会”終了後には「衣装に色気は足りないけど、よく見るとすごくいいお尻をしているんだよ。とにかくいい子だ」と完全に骨抜きにされていた。


 今週発売される多くの週刊誌には山岸が載ることは間違いなさそうだが、再度マラソンに挑戦する際には、ぜひとも封印された美脚も披露してほしいものだ。