レコード産業の発展に大きく貢献したアーティストに贈られる「日本ゴールドディスク大賞」のプレイベント「GOLD DISC FESTIVAL」が22日、都内で行われ、きゃりーぱみゅぱみゅ(21)、クリス・ハート(29)、水樹奈々(34)、miwa(23)、May J.(25)の5人が出演した。

 日本ゴールドディスク大賞とは、毎年当該年度におけるレコード産業の発展に貢献したアーティストおよび作品に与えられる賞のこと。選考基準はズバリ売り上げ実績だ。今回のイベントは、10万枚以上を売り上げ「ゴールド認定」を受けたアーティストらが、さらなる飛躍を目指すためのファン感謝祭ライブとなる。

 すでにヒットを出している5人だけに、人気、実力とも折り紙つき。声優としても活動する水樹がトップバッターとして登場すると、熱狂的なファンは総立ちだ。ハードな楽曲を披露すると、一気に会場のボルテージは上がった。水樹は「曲は自分の子供であり、分身。みんなが愛してくれてうれしい」と喜んだ。

 続いて登場したクリス、May J.がしっとりしたバラードで聞かせると、miwaは伸びのある声とキャッチーなメロディーで観客を魅了。そしてトリを飾ったのはきゃりーだ。

 昨年2月から8か国13都市でワールドツアーを行い、現在も2回目となるワールドツアーを敢行中。その独特のファッションと楽曲で世界中にファンを増やし続けている。

 この日もカラフルな衣装で登場。「インベーダーインベーダー」「ファッションモンスター」など大ヒット曲を歌い、会場を盛り上げた。きゃりーは「6月までワールドツアーは続くので、世界に日本の音楽を発信し続けたいです!」と宣言。まだまだきゃりー旋風は終わりそうにない。

 なお「第28回日本ゴールドディスク大賞 アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は今月27日に発表される。