AKB48からの卒業が決まっている大島優子(25)が20日、東京・秋葉原の専用劇場で行われたチームK公演「最終ベルが鳴る」公開ゲネプロに出演。プレス向けにもかかわらず大粒の涙を見せる場面があったが、それはAKB正規メンバーとして“事実上”今回の公演が最後となったことが関係しているという。

「24日に『AKB48グループ大組閣祭り』というイベントがある。これは姉妹グループを含めた全メンバーを“再編成”する場なんだが、卒業する大島はもちろん編成されない。卒業公演はあるが、劇場での正規メンバーとしてのこの日の公演が、事実上最後となった」(ある芸能プロ関係者)

 報道陣から起こったアンコールに本人は「ありがとうございます! アンコールが起こると『早く(ステージに)出なきゃ!』って思ってました。なかなかアンコールがかからないとキツかった。2分半アンコールがかからなくて、後の曲をやらなかった時もありましたね」と懐かしそうに振り返った。

 最後の曲「支え」を歌うその目からは、自然と大粒の涙があふれた。それを見た北原里英(22)や島田晴香(21)ら他のメンバーが涙を抑えられないシーンも。前出関係者は、大島の劇場での“卒業公演”をこう断言する。「3月29、30日の国立競技場での卒業セレモニー後、4月1日に劇場で卒業公演を行うことになるはず。4月1日は彼女が公演デビューした記念すべき日。ソロとして第一歩を踏み出す日にはふさわしいだろう」。

 大島がセンターで、選抜メンバーとしては最後のシングル「前しか向かねえ」の発売日(26日)も、AKB2期生オーディションに合格した日だ。大島にとっていい思い出になりそう。