佐村河内氏の義母「謝罪文は全部ウソじゃけえ」

2014年02月15日 16時00分

佐村河内氏の義母は「謝罪文は全部ウソ」と言い切った

「あんなん全部ウソじゃけえ!!」。“偽ベートーベン騒動”で渦中の佐村河内守氏(50)が発表した謝罪文に、広島に住む同氏の妻の母が本紙の取材を受けて痛烈にダメ出しした。代作の1つ「ヴァイオリンのためのソナチネ」が、日本時間14日のソチ五輪フィギュアスケート男子ショートプログラム、高橋大輔(27=関大大学院)の演技の際に流れた同氏。代作問題は欧州でも関心を呼び、本人の地元でもある広島で取材しているフランスのメディアから「日本人のイメージが覆った」との声も上がった。

 現代のベートーベンとして得た名声は完全に消え去った。自身でも認めた通り、佐村河内氏はウソにウソを重ねた可能性が高く、広島市内に住む義母は佐村河内氏を断罪した。

 佐村河内氏の妻の母はテレビや新聞を通じて謝罪文を見たという。16年ほど前から、佐村河内夫妻とは連絡は取れない状態が続いているというが「あんなの(謝罪文は)全部ウソじゃけえ。あの一家はウソつきばっかり」とバッサリ切り捨てた。「私は、守をよう知っとるから分かる。きっと、ずーっと聞こえとる」と“詐病”を断言した。

 ゴーストライターを使用していたことが明らかになって以降、謝罪文を発表した今になっても妻の実家には謝罪の電話もない。

 義母は「あいつは私のことが嫌いじゃけえ、全然(連絡が)こん」とあきれ果てていた。さらに、娘は洗脳されているとする義母は「早く目を覚まして帰ってきてほしい。それ以外、あの家の人間には金輪際、関わりたくない」と吐き捨てるように続けた。

 同じ地区に住む、雲隠れしていた佐村河内氏の実の両親も12日夜には家に戻ったとみられる。実父は13日、本紙が「守氏の謝罪文は全て本当なのか」「守氏のウソは知っていたのか」と声をかけても、手のひらをヒラヒラさせながら無言を貫き、自宅に入っていった。また、佐村河内氏を溺愛していたという母親も玄関のドアから顔を出した際に声をかけたが、同様に何も声を発しなかった。

 一方でこの騒動は、海外からも高い関心を集めている。13日にはフランスのメディアも佐村河内氏の関係者が多く住む広島入りし、取材を敢行。芸術の国フランスだけに「あの佐村河内氏が…」と有名人だったかと思いきや、実情は全く違った。

 佐村河内氏の実家近くにいたフランス人の取材班は「日本人は真面目でウソなんてつかないと思っていたのに、耳が聞こえない作曲家がゴーストライターの曲を発表していた。さらに耳が聞こえている可能性も出てきた。フランスでも話題になっているよ」と明かした。

 フランスでの評価を聞いてみると、当たり前の表情で「この話の前までは聞いたことがないよ。今じゃフランス人の間でも有名人になっているけどね」と苦笑いした。

 佐村河内氏のせいで「日本人=ウソつき」の評価にはならないというが、これまでの日本のイメージを大きく傷つけたことには違いない。

 近く謝罪会見を開く佐村河内氏には真実を打ち明けてほしいものだ。