福岡・博多を拠点とする人気アイドルグループ「HKT48」が8日、初の単独ツアー「HKT48九州7県ツアー~可愛い子には旅をさせよ~」の長崎公演を開催し、3rdシングル「桜、みんなで食べた」(3月12日発売)を初披露した。

 アンコールでのサプライズだった。タキシードの上着を着て登場した指原莉乃(21)が16人の選抜メンバーを発表。ファンの驚きを誘ったのは3期研究生の矢吹奈子(12)、田中美久(12)の“最年少メンバー”の選抜メンバーへの初抜てきだ。また、最後の16人目に呼んだのは、2ndシングルでは選抜メンバーから外れていた中西智代梨(19)だった。

 変わった?タイトル発表に指原が「秋元さん真剣だよ!」とフォローを入れ、会場を盛り上げるシーンも。新曲披露後、指原が「みんな神曲ですか? あー桜おいしかった!」とタイトルに絡めてひと言。続けて、矢吹に「奈子、(桜は)おいしかった?」と聞くと、矢吹は「おいしかったです」と照れながら答えた。

 センターは前回と同じく田島芽瑠(14)、朝長美桜(15)が務める。田島は「新曲は『お別れ』がテーマだったりするので、HKT48の春の『クラス替え』が思い浮かんで泣いちゃいました。大好きな歌詞なので、ぜひ聞いていただきたいです」。

 朝長は「いよいよ九州ツアーも福岡公演を残すのみとなって寂しいですが、新曲は一緒に手ぶりもできる振り付けになっています。たくさんの方に聞いていただいて、一緒に踊っていただければうれしいです」と語った。