元モー娘で女優の高橋愛(27)が6日、都内で行われたイベント「SHIBUYA de バレンタイン」の記者発表会にゲスト登場した。

 高橋はバレンタインの日に、婚約中のお笑い芸人あべこうじ(38)との入籍を控え、幸せいっぱい。イベントではチョコレートで作られた「ハチ公像」に「耳から食べちゃいたい!」と大興奮。14日には会見を行う予定だという。

 イベントでは終始笑顔だった高橋だが、結婚に至るまでの道のりは山あり谷ありだった。

 プロデューサーのつんく♂(45)も交際発覚当初は「中途半端な恋愛しよったら、お尻ペンペンや」と苦言を呈していたほど。「所属事務所も最初は交際に猛反対していた。イベントなどの囲み取材でも『交際の話はNGにしてほしい』とお願いしていたほどです」(あるワイドショーリポーター)

 そこまで高橋が大事にされたのには理由があった。「それこそバレンタインデーのチョコレートにまつわる話ですよ」とある芸能関係者は明かす。

 バレンタインといえば、職場などで女性から義理チョコがばらまかれる光景がもはや風物詩となっている。女性タレントも自分を支えてくれるスタッフたちに、日頃のお礼も込めてチョコを贈るケースも多い。高橋もモー娘リーダー時代、チョコを贈っていたそうだが、その全てが「手作り」だったそうだ。

「およそ200人のスタッフたちに手作りチョコをプレゼントしていたそうです。しかも手書きのメッセージを添えて。アイドル業は激務ですから、市販のものでも構わないはずなのに、スタッフ一人ひとりに気持ちを伝える高橋の優しさには、みんな感動していたそうですよ」(前出関係者)

 そんな“愛娘”をあべがかっさらう形になったとなれば、反発も起きて当然。それでも周囲は「高橋が選んだのだから」と、今では祝福ムードだという。あべは高橋を泣かせるわけにはいかない。