名古屋といったら僕やろ! 「SKE党決起集会。『箱で推せ!』」ナゴヤドーム公演初日で、先日、吉本興業への移籍が決まったタレント・板東英二(73)が開会宣言を行った。

 SKE念願のナゴヤドーム公演に花?を添えたのはまさかの人物だった。

 一昨年末、個人事務所が名古屋国税局から約7500万円の申告漏れを指摘され、芸能活動を休止していた板東は、今月20日に吉本興業とのマネジメント契約を発表。昨年11月には「ナインティナイン」岡村隆史(43)のネット番組「めちゃ×2ユルんでるッ!」に出演したものの、公の舞台は復帰後これが初めてだ。
「始球式を務める選手をご紹介します。ピッチャー板東英二」とかつて所属した中日ドラゴンズの現ホームグラウンドに呼び込まれた板東は、戦国武将の姿で登場。会場中のSKEファンからは「えー!」との驚きと戸惑いの声で迎えられた。

 板東はまず「このたびはご心配、ご迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪。「それよりもSKE、そしてファンの皆様おめでとうございます」と左手のカンペを見ながらメンバー、ファンを祝福した。

 その後「わがままを言わせてください。ナゴヤドームで投げたかったんや」と腕を振ったが、手にはボールはなく、あくまで投げるふりだけ。

 果たして植毛と同じくボールは経費で落ちなかったのか。疑問を残したまま、中日の元リリーフエースは“マウンド”を降りた。