元プロ野球選手の清原和博氏(46)が28日、東京・港区の六本木ヒルズアカデミータワーで行われた映画「ラッシュ/プライドと友情」(2月7日公開)の公開記念イベントにゲスト登場した。

 1976年、F1黄金時代にしのぎを削りあった2人の天才レーサー、ニキ・ラウダとジェームズ・ハント。その熱い人間ドラマをハリウッドの巨匠、ロン・ハワード監督(59)が映画化した。

 日焼けで真っ黒な肌の清原は「車も映画も好き。映画に引き込まれました。21歳のころから(ラウダが所属していた)フェラーリに乗ってます」と白い歯をこぼす。映画PRのために来日したハワード監督、主演のクリス・ヘムズワース(30)、ダニエル・ブリュール(35)に熱い握手でヒットを祈願。

「走るコンピューター」と称されたラウダについて聞かれると「昔からのチームメートを思い出した。高校時代から体に悪いとコーラも飲まなかった」と永遠のライバル、桑田真澄氏(45)を思わせる発言で会場を沸かせた。

 ヒット祈願した鏡割りでも豪快に木づちを振り下ろし、ハワード監督らを喜ばせた。言葉は通じずとも清原流おもてなし術は通じたようだ。