「徹子の部屋」正午変更は宮根人気への対抗策

2014年01月28日 09時30分

放送時間が正午に変更になる「徹子の部屋」。写真は田村正和(左)が初出演したときの収録風景(1992年12月)

 女優の黒柳徹子(80)が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜日午後1時20分~同55分)の放送時間帯が4月1日から、正午からの30分放送になることが明らかになった。


 これまで平日昼間の看板番組では、フジテレビ系「笑っていいとも!」が筆頭格だった。同番組は3月末で放送が終了するため、今回の「徹子――」の枠移動はお昼の“覇権奪取”が目的にも見えるが、実は「強力なライバル」への「奇襲戦法的な意味合いが強い」と、ある局関係者は明かす。


 その強敵とは、いまや関西の雄から全国的な大物司会者へとのし上がった宮根誠司(50)だ。宮根が司会を務める日本テレビ系ワイドショー「ミヤネ屋」(午後1時55分~)は時に視聴率が10%近くを記録するほど、同時間帯では圧倒的な強さを誇る。「まともに新番組を企画したところでミヤネの牙城は崩せない」とは前出関係者。


 テレ朝では「ミヤネ屋」の裏番組としてドラマを放送してきたが、苦戦が続く。そこで「徹子――」や「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(午後1時5分~)を前倒し。これまでミヤネ屋の放送開始と同時だったドラマ枠を1時間早めて「午後1~3時」とした。


「ドラマは一度見始めたら、続きが気になります。特にテレ朝は『相棒』シリーズを始め、優良コンテンツが豊富にある。これまでは2時になったら、ミヤネにチャンネルを合わせていた視聴者たちにチャンネルを変えさせないという狙いがあるんです」(同関係者)


 この「2時間攻撃戦法」はすでにテレ朝の他番組で効果を上げているという。「代表的なのが『お試しかっ!』や『黄金伝説。』。2時間スペシャルにすると視聴率がいいというデータが実際に出ています」(前同)。果たして平日昼でも成功するか?