銀盤のスターがローカル放送でコメンテーターデビューだ。昨年末に引退を表明した元フィギュアスケート選手の織田信成(26)がソチ五輪期間中、関西テレビ「スーパーニュースアンカー」(月~金曜午後4時48分~)で、スポーツコメンテーターに初挑戦する。「――アンカー」は関西ローカルの夕方のニュース番組で、フジテレビ系「スーパーニュース」の前に放送される。織田は関テレを通じて「全力で五輪とフィギュアスケートの魅力を皆さんにお伝えできればと思っています。関西のニュース番組『アンカー』ということで、おもしろく楽しく、トークでも4回転決められるように頑張りたいと思います!」とヤル気満々のコメントを発表した。

 織田といえば高橋大輔(27=関大大学院)とともに男子フィギュアをけん引してきた存在。仲のいい女子選手は多く、ソチ五輪期間限定であれば、コメンテーターとしてキー局からのオファーも殺到しそうだが、関西ローカルの「アンカー」を選んだ。そこには男同士の深い絆があった。関テレ関係者は「岡安(譲=39)のおかげです」と明かす。岡安アナはスラッとしたイケメンの関テレのエースだ。

「2007年にアンカーでフィギュアを中継したときに現場でインタビューをしたのが岡安なんです。その後も織田さんと岡安は縁があったのか、何度もインタビューの機会があった。織田さんも大阪出身で大学も関大とあって『親密な気持ちでアンカーを見ています』と話していただいていて、今回出演していただけることになりました」(同)。岡安アナも「関西出身らしいウイットに飛んだキレのある面白いコメントが期待できると思っています。フィギュアは個人プレーですが、『アンカー』はチームプレーなので、一緒に4回転決めましょう! トークはスベらないように、しっかりサポートしたいと思います(笑い)」と息もピッタリだ。早くも名コンビ誕生の予感がビンビンだ。