朝日放送が板東英二復帰OKした裏事情

2014年01月25日 09時30分

吉本に救われた?板東

 所得隠し騒動で芸能界から干され、20日に吉本興業所属が発表された板東英二(73)について、朝日放送(ABC)の脇阪聰史社長が、同局の番組出演GOサインを出した。21日、大阪市内の同局内で行われた新春社長会見で発言した。

 板東は一昨年末に発覚した悪質な所得隠しの問題で“開店休業”状態に。ABCのレギュラー番組も昨年4月に降板していた。しかし、脇阪社長は「(降板は)出演者の交代時期だった」と今さらながらの発言。さらに「番組は決まってないが、社のトップとして(出演に)どうのこうのというのはない。レギュラー再起用? 現場のプロデューサーの判断が最優先される」とレギュラー復帰に含みも持たせた。

 板東は昨年11月に釈明会見を行ったが、その場で「植毛は経費だと思った」とカミングアウト。しかし、肝心の架空外注などについては言及しなかったことで批判を浴びた。毎日放送の河内一友社長も「納得できるものではなかった。エリを正さないと」と断罪していた。

 この一方で脇阪社長は板東の会見を「納得している」と言い切った。編成・制作担当の松田安啓取締役も「(板東が)吉本に入る前と後のスタンスに何ら変わりはない。ご出演に関しては何ら支障はない」と局としての立場を明かした。

 この反応に在阪テレビ局関係者も「自分のところにさんまさんの番組がないから、言ったのかも」と驚く。板東の吉本入りには親交のあった明石家さんま(58)の協力があったとされ、復帰はさんまの番組が濃厚とみられている。

 視聴者からは「(板東が)出るなら見ない」という厳しい意見も出ているが「板東が吉本興業所属となったことで、吉本との関係から板東への方針を軟化させた」(別の在阪テレビマン)との見方もある。