アホは得!? ベテラン芸人・坂田利夫(72)らが都内で16日、舞台「コメディ 水戸黄門」(東京公演は2月21~24日、シアター1010)の制作会見に出席。古希を過ぎても独身の「アホの坂田」は、衰えぬスケベ魂を見せつけた。

 共演の森昌子(55)は、昨年行われた同舞台の大阪公演中にナンパされたそうで「お声を掛けていただいたけど、丁重にお断りさせていただいた」と暴露。3月の名古屋公演で共演するプリンセス天功(年齢非公表)も求愛されたが、「来世で」とあっさりフッた。それでも坂田は懲りない。「水戸黄門」といえば由美かおる(63)の入浴シーンが有名で、女ピン芸人・友近(40)が「私がやろうか」と名乗りを上げると、坂田は「のぞき役はワシ!」と鼻の下を伸ばした。

 お笑い関係者は「この日の会見後にも、美人リポーターに『独身か? そうなんや』と興味津々でしたからね。まだまだ下半身はビンビンなようです。バイアグラいらずとも噂されてます」と苦笑しきり。別の関係者は「アホってこういう時に得ですよね。女性から『しつこいですよ』って言われても『だってアホやもん』と切り返せば許される」とうらやましがる。

 ただ坂田は学生時代、成績優秀だったと言われる。「約半世紀にわたる芸歴の中で、一時アホキャラに悩んでいたのは知られた話。でも、今ではそれを利用してナンパや下ネタを楽しんでるように見える。なんか悔しい」と同関係者。

 とりあえず坂田の老後は楽しそうだ。