「嵐」松本潤(30)主演のフジテレビ系月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(月曜午後9時)の15分拡大の第1話が13日放送され、視聴率が14・4 %(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。


 松潤は「ラッキーセブン」(11年1~3月クール)以来2年ぶりの「月9」主演。「ラッキーセブン」初回は16・3%だった。今回、満を持しての登場だったが、惨敗した。ちなみに松田翔太主演の前クール(昨年10月~12月)の同枠ドラマ「海の上の診療所」初回は15・6%だった。


「失恋ショコラティエ」の共演は、主人公を振り回す「天然系小悪魔」紗絵子役の石原さとみ(27)のほか、主人公の職人仲間役の水川あさみ(30)、溝端淳平(24)、主人公の妹・小動まつり役に有村架純(20)、主人公の「セフレ」の関係を続けるモデル役の水原希子(23)ら豪華キャスト。


 同日のドラマ直前の番組「HEY!HEY!HEY!」2時間スペシャル版では嵐が生でライブを披露するなど番組宣伝もバッチリだったはずだが…。


 2000年代はジャニーズのタレントを主演にしていれば、確実に視聴率が取れた。しかし、10年代はそうもいかないようだ。


 木村拓哉主演の昨年末のTBS系連ドラ「安堂ロイド」も低視聴率に苦しむなど、最近のジャニーズ主演ドラマは総崩れ状態。


 さらに「V6」岡田准一(33)主演のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第1回視聴率が18・9%と沈んだ。大河としては、ここ10年では2012年の「平清盛」(17・3%)に次いで2番目に低い数字だった。


 今回、「ミスターパーフェクト」といわれる松潤でも「負の連鎖」を止めることができなかった。「ジャニーズ神話」は完全崩壊した?!