セクシー女優の横山美雪(24)が12日、都内で主演映画「HO~欲望の爪痕~」(東京・オーディトリウム渋谷で公開中)の舞台あいさつに登場した。
 
 横山といえば2年前、「AV女優が幸せになれないとか言うな。同じ人間なのに職業に優劣はないでしょ」と自身のブログに書き込み、それに対して「セックスするだけで高額なギャラを貰って何を言ってるんだ」などと辛らつな書き込みが殺到しブログが炎上した。
 
 同作の「HO」はスラングで「売春婦」の意味。主人公アンナが東日本大震災で両親を失い、故郷の福島から生きるすべを求めて上京。ある日、同じ売春婦から体を売らずに金を手に入れる“仕事”を勧められ、それによってヤクザに追われる――という物語だ。
 
 この映画は2年前のブログ炎上事件をきっかけに、横山の所属事務所や撮影スタッフらが資金を持ち寄り、手弁当で製作された。「いろんな職業があって、偏見もあるけどいろんな方法で生きている人がいることを知ってほしかった」(横山)
 
 だが、ここにきて横山の周辺が再びきな臭いという。映画の公式ツイッターが凍結したのだ。関係者によると「何者かが大量のスパムメールを送りつけたことが原因。アンチの仕業の可能性は否定できない」。
 
 火種になるようなこともあった。公開初日の11日に舞台あいさつを終えた横山が劇場前からタクシーに乗り込む際、ファンに囲まれた。「その中に無遠慮に写メを撮る人物がいて、横山さんが『サインはいいですが写真は…』と言ったところ『何でだよ!』と詰め寄られてひと悶着あった」(同関係者)というのだ。
  
 そんなファンの態度に怒った横山がツイッターで注意すると、今度はツイッターも大荒れ。だが、本人は「ツイッターの凍結なんて想定内ですよ。公式ツイッターが凍結されればかえってネタになるし、それで『HO――』を見てくれる人が増えればいい」とどこ吹く風だった。