演歌歌手・山内惠介(30)が11日、初出演にして主演を射止めた映画「山内恵介・the歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!」の初日舞台あいさつに、共演の元「チェッカーズ」リーダー・武内享(51)、メガホンを取ったすずまさ監督(53)と登場した。

 歌手デビュー13年にして初の映画出演。エメラルドグリーンのラメ衣装で登場した山内は「銀幕歌謡を歌うようになってから、いつか銀幕の中に入るのが夢だったが、念ずればかなうものなのかな」といきなりの抜擢に感激の様子だ。

 劇中では武内のギター伴奏で山内が持ち歌を熱唱するが、武内いわく「飲み会では、お前(=山内)が『ギザギザ(ハートの子守唄)』を歌って、俺がハモったじゃねえか」。スクリーン内外で演歌とロックの異種交流が繰り広げられていて「この3人で歌謡ライブをやりたい」(山内)というプランもあるとか。

「僕は今、30歳で(武内とすずまさ監督の)お2人は芸能生活30周年。僕が生まれた時から芸能界で活躍しているお2人に支えられてこの作品ができた」とヨイショも忘れなかった。