元「光GENJI」の俳優・大沢樹生(44)が7日、都内で緊急会見を開いた。元妻の女優・喜多嶋舞(41)との間に生まれたとされていた長男(16)はDNA鑑定の結果、実子ではないことを改めて明かし、さらに長男が女性週刊誌で「99・9%僕はパパの子」と語ったことに反論した。

 昨年末、長男が大沢の子供ではなかったという報道が女性誌であり、大沢も一部取材にこの事実を認めた。これに対し長男は喜多嶋の父であり、親権者の祖父・喜多嶋修氏同席のもと別の女性誌のインタビューに応じ、鑑定結果を見たところ「99・9%親子」と書いてあったと、大沢の主張は間違っていると反論した。

 いったいどちらが本当で、どちらがウソをついているのか? 大沢は長男のインタビューについて「彼が語ったのかなと…正直信じられない」と漏らした。大沢によれば、昨年2月に自宅に届いた鑑定結果の封を切らずに仕事場に持ち出し、その後は事務所の金庫に保管していたため、絶対に長男が目にする機会はなかったという。

 また、現在喜多嶋の父母と一緒に米国に住んでいる長男が昨秋、一時帰国したときに大沢の家に荷物すら取りにいけなかったともインタビューでは話しているが、大沢は「家に来ると思っていた。まったく連絡もなかった」と、これに関しても真っ向から意見は対立している。

 すでに昨年4月、鑑定結果を喜多嶋サイドに伝えたというが、「金目当て」「信用できない」などと言われたという。大沢は喜多嶋サイドが望むならば再鑑定にも「応じますよ」としている。現在は大沢サイドは親子関係不存在を申し立て、喜多嶋サイドと調停中だ。

 大沢の言っていることが真実だとすれば、本当の父親が存在するはずだ。大沢は「こちらこそ聞きたいくらい」と誰かは知らない様子。一連の騒動の中で数々の俳優らの名前が取り沙汰されているが「大変迷惑を掛けて、申し訳なく思っています」と謝罪した。

 長男に対しては「ものすごく傷つけてしまったことを、詫びても詫び足りません」「親父と思ってくれたら光栄。友達でもいい」と涙ながらに語った大沢。ただお互いの意見は食い違うばかりで、今のところ着地点が見えないのも事実だ。