2013年に大躍進した一人といえば、大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)でおネエ検査官を演じた片岡愛之助(41)だろう。同年2月には、本紙スクープで“崖っ縁アイドル”熊切あさ美(33)との熱愛が発覚。こんな事実だけ見ると熊切は“あげまん”になるが、彼女の経歴などから愛之助周辺は交際を良く思っていない様子だ。果たして2014年、2人はゴールインまでいくのか――。

 愛之助は実は意外とミーハーで、グラドルや若手女優が飲み友達だったり、11年には隠し子が発覚。かつては飲みの席で「結婚する気はない」と公言していた。

 ところが、熊切との交際発覚当初、ある芸能関係者から「遊びなんでしょ?」と突っ込まれた際、愛之助は「いや、違います!」と宣言し、横にいた熊切は目をウルウルさせて喜んだという。

「あの時の様子を見る限り、2人は相当相性が合っていて、お互いの存在が頑張る力になってるようでしたよ。周囲から何を言われようと切れない絆のようなものも感じました。熊切も、愛之助の隠し子のことは『受け入れる』と言っていたし」(前同)

 歌舞伎役者は女性にだらしないイメージがあるが、愛之助は歌舞伎と縁のない一般家庭の出で「血筋は割と真面目」と指摘するのはある舞台関係者だ。

「まぁ隠し子はいるけれど、独身時代の(市川)海老蔵なんかと違って、ある程度の節度はあるし、常識的な感覚ですよ。熊切さんとも怠惰に同棲してるわけじゃないはず」といい、こんなエピソードを明かす。

「大阪で町工場を営んでいた片岡さんの実父は、かつて東映のニューフェイスに受かったほどの男前でね。でも、東映スタジオに行っていざ契約って時に、ヤクザ映画のノリにおじけづいて逃げ出してしまい、結局契約まで至らなかったそうです。父親の血筋は真面目なんです」

 愛之助ファンならずとも「なんで熊切なの?」という疑問が湧くだろうが、冒頭の芸能関係者によると「熊切って、テレビで映るのと実際のギャップがかなりある」という。

「会ってみるとパッと見イイ女だし、悪いイメージはなくむしろ上品。例えるなら、銀座の高級クラブの美人ホステスみたいな感じ(笑い)。ブログで愛之助との交際をあざとくアピールして反感を買ったり、そういうバカなことさえしなければ、すごくかいがいしく愛之助を気遣ういい子なんだけど…」

 愛之助は13年10月、直感の鋭さなどスピリチュアル能力があることをテレビ番組で初告白。飲み友達の証言では「『ボクは人を見る目があるから』と言って、酒席でたまたま居合わせた歌舞伎ファンの一般人客とでも『じゃあチケット取ってあげますよ』とケータイ番号を交換しちゃうような人だ」という。

 そんな“眼力”のある愛之助が選んだ女というのもポイント。熊切にとってはハードルが高そうに見えるが、順調にいけばタイミング次第で結婚も十分あるだろう。