市川右近 シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」への思い語る

2013年09月30日 16時00分

市川右近(左)と市川弘太郎

 歌舞伎俳優の市川右近(49)と市川弘太郎(30)が29日、都内でシネマ歌舞伎「ヤマトタケル」(全国で公開中)のトークイベントを行った。


 同作品は、神話でおなじみのヤマトタケルの波乱の半生を、哲学者の梅原猛氏が2代目市川猿翁(73=当時3代目市川猿之助)のために書き下ろしたもの。1986年に初演され、“スーパー歌舞伎”という新ジャンルを築き上げたことでも知られる。


 右近は「私が大学を卒業して社会人1年目に初めて出演しました。もう何度も出演していますが、86年の初演から全く色あせませんね。映画は舞台とは違った感動があります」と感慨深げ。現在、3歳になる息子の名前「タケル」はこの作品から取ったほど、思い入れは深い。


 その愛息タケルもすっかり夢中で、右近に旗を振るシーンをDVDで再生してほしいと何度も懇願するという。一方の弘太郎も、自身が2歳の時に右近の「ヤマトタケル」を見たことがきっかけで歌舞伎役者を志すことになった記念碑的な作品だ。「ものすごい衝撃を受けました。これで歌舞伎役者に憧れましたからね。僕の人生で欠かすことができませんね」


 ところで、右近といえば、元AKB48の前田敦子(22)との熱愛が発覚した歌舞伎役者の尾上松也(28)と歌舞伎公演の会見に同席したばかり。そのため、何らかのコメントを報道陣は期待したが、その件に触れることはなく会場を後にした。