「秘密保全法」にかみついた藤原紀香が“自民離れ”

2013年09月18日 11時00分

ブログで意外な呼びかけをした藤原紀香

 女優の藤原紀香(42)がブログで「みなさん、『秘密保全法』って知っていましたか?」と意外な呼びかけをしている。同法は2010年の尖閣諸島沖中国漁船衝突事件の際に、衝突時の映像を海上保安官が「ユーチューブ」に流出させたことがきっかけで必要性が叫ばれた。「国民の1人としていかがなものかと心配しています」と紀香は書いているが…。

 同法は国家の機密情報を漏らした国家公務員らへの罰則を強化するもの。「防衛」「外交」「安全脅威活動の防止」「テロ活動防止」の4分野の「特定秘密」を漏らした国家公務員らに最高で懲役10年を科す。政府は10月の臨時国会で法案成立を目指している。

 報道の自由や知る権利を脅かすとあって、批判が多い。紀香は「適用範囲があいまいなので、(中略)国が“この案件は国家機密である”と決めたことに関しては、国民には全く知らされないことになり、放射能汚染、被ばくなどのことや、ほかに、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう」と本気で突っ込んでいるのだ。

 永田町関係者は「藤原氏といえば国政選挙のたびに、自民党から出馬と噂が立つ人です。そういえば、最近の選挙ではあまり名前を聞きませんね」と指摘。同法へのスタンスをみれば、紀香の自民離れがうかがえる。

 自民党関係者は「情報も何でも公開すればいいということではありません。公開すべきものとそうでないものがある。表に出さないで進めないと、うまくいかないもの、国益にかなわないものというのもあるんです」と正当性を主張する。

 紀香は「意見は政府へのパブリックコメントに書きましょう~」と呼びかけ。ツイッターでは称賛するコメントが相次いでいる。