見せしめ?御法川容疑者の「手錠姿」

2013年09月15日 11時00分

御法川雄斗容疑者

 みのもんた(69)に話した御法川(みのりかわ)雄斗容疑者(31)の言い分はこうだ。

「コンビニのATMで2万円下ろしタクシーに乗ろうとしたら、財布がなかった。コンビニに戻ると、ATMの上に同じ銀行のキャッシュカードが乗っていたので、自分のだと思い、残高を調べるため機械に入れた。その後、警察の調べを受けたが、財布も戻ってきて家に帰された」

 日大名誉教授(刑法)の板倉宏教授が指摘する。

「他人のキャッシュカードを使用した時点で窃盗未遂は成り立ちますが、大切なのはそこに至った経緯。容疑者の言う『自分のカードだと思った』という理由で無罪になるのは、本当に真面目で疑いがない場合。数々のトラブルを起こし、調書のサインも拒否しているようでは、当局の心証は著しく悪く、本人が否認しても状況証拠から有罪になることが多い」

 窃盗未遂であれば「略式起訴や書類送検による罰金刑が妥当。(容疑者の)氏名も公表されない」というが、今回は送検時の手錠をかけられた姿がバッチリとメディアにさらされた。「たかだか窃盗未遂で…。異常と言わざるを得ない。当局が容疑者の態度に業を煮やし、見せしめにしたとしか思えない」と板倉教授。

 今後は「みのさんが自粛したことで、当局に『息子のために自分も社会的制裁を受けた』と解釈されることはあるでしょう。それを踏まえた上で、書類送検で終わらせるのか、公判請求になるかは流動的ですね」とのこと。起訴された場合、懲役6月程度の執行猶予刑が予想されるそうだ。