五輪特需で一発屋芸人の“敗者復活ブーム”到来?

2013年09月11日 11時01分

小島よしお

 東京が2020年の夏季五輪開催地に決定したことで、各企業の株価が軒並み上昇。特に大手ゼネコンは今年の最高値を更新するほどだ。

 各競技場の建設、改装工事など、多くの受注が見込めると見られているためだが、この状況でお笑い界では「一発屋芸人の再浮上があるかも」と期待されている。

 お笑い関係者によると「営業で最もギャラが高いと言われるのが、企業主催のパーティーなどの余興。特にゼネコン関係は、ギャラが高いと言われていた。もっともこれはバブル時代の話ですが」。

 だが、バブルがはじけた後は、企業主催の営業はめっきり減ってしまった。「ゼネコンは景気にモロに左右されますから。もう芸人が高額のギャラを得られる営業なんてほとんどない」(同)

 ところが東京五輪開催で建設関係の企業の景気が上向くことは間違いなさそう。「実際『アベノミクス』がうまくいき、今年はお笑い芸人を呼んでくれるような営業がチラホラ出てきていた。そのうえ東京五輪。これからしばらくは、営業の数が増え続けるでしょう」(同)

 企業主催の営業で喜ばれるのはもちろん人気芸人だが、忙しい芸人はそう簡単にはブッキングできない。そこで重宝されるのは、今はそれほど仕事がなくても知名度だけはある芸人。つまり“一発屋”だ。

「過去に一世を風靡したことがある芸人は、やっぱり強い。小島よしおやテツ&トモ、ダンディ坂野、エド・はるみあたりは、もし営業が増えたら復活できるかも」(芸能プロ関係者)

 さらにまだ消えていないが、「そろそろ消えそう」と思われている芸人も“営業”という受け皿があれば安心。「そろそろ飽きられつつあるスギちゃんやキンタロー。などは、セットで出てもいいでしょうね」(同)

 ほかにもレイザーラモンHGや楽しんご、ムーディ勝山など候補はたくさん。完全に「終わった」と思われた芸人が東京五輪が決まったことにより“敗者復活”をなし得るかもしれない。