勘三郎こうして「がん早期発見」

2012年06月22日 12時00分

 歌舞伎俳優の中村勘三郎(57)が先日、食道がんにかかっていることを発表し、歌舞伎ファンはもとより芸能界に大きな衝撃を与えた。

 かつては幾多の有名女優などと浮名を流し、酒の飲み方にも〝定評〟があった勘三郎。「病気が怖くて酒が飲めますかってんだ!」などというセリフがピタッとはまる、役者を絵に描いたようなキャラだった。それが、昨年を境にガラッと人が変わった。

「昨年、特発性両側性感音難聴を患った勘三郎さんの落ち込みかたは、それこそハンパじゃなかったんですよ。親しい友人や知人に『俺はもうダメだ…』と泣きの電話を入れることがあったんですから」と明かすのは、勘三郎にごく近い関係者。

 役者生命の幕引きまで覚悟したが、周囲の献身的なサポートもあり、昨年7月に舞台復帰がかなった。そして11月から今年5月まで「平成中村座」公演を元気にこなしたが、大好きだった酒の量も減らし、健康面には人一倍配慮するようになった。

「自分に合った病院を見つけるために、そりゃああちこちの病院に足を運んでいましたよ」(前同)

 肉体的なメンテナンスにも気を使った。舞台関係者が明かす。

「週に1回ほど、マッサージ師を呼んで指圧を受けていた。難病を患う前は酒豪で数々の伝説を残してましたが、本当に最近は酒量も減った」

 所属事務所によると、舞台公演を終え6~8月にオフを取り海外に行く予定だったが、その前に人間ドックに入ったところ、食道がんが判明。本人もかなり驚いた様子だったという。

 勘三郎はマスコミ宛てのファクスで「新たに与えられたこの試練に立ち向かい復帰に向けて治療に専念いたします! 一日でも早く元気な姿をお見せできる様に!! 改めて、皆様方にご迷惑、ご心配おかけ致します事を深くお詫び申し上げます」とコメントした。