宮崎駿監督引退で永田町が恐れる驚愕シナリオ

2013年09月05日 11時00分

引退を電撃発表した宮崎監督(2007年12月、映画「崖の上のポニョ」主題歌記者発表会見で))

 アニメ界の巨匠・宮崎駿監督(72)の引退が1日、電撃発表された。宮崎監督は以前から“反原発”を主張するなど活動家としての面もあり、今後はその活動を先鋭化していくとの見方が強まっている。さらにオファーがあれば政界進出の可能性も十分あり得るだけに、永田町関係者は戦々恐々だという。本紙がキャッチした「引退の真相と監督の今後」を徹底リポートする――。

 

 

 イタリア北部の「第70回ベネチア映画祭」で、コンペティション部門出品作品「風立ちぬ」の公式会見を行った製作会社「スタジオジブリ」の星野康二社長が、「宮崎駿監督が引退することを決めました」と電撃発表した。

 

 宮崎監督と言えば、興行収入304億円を記録した「千と千尋の神隠し」(2001年)をはじめ、「ハウルの動く城」(04年、196億円)、「もののけ姫」(97年、194億円)、「崖の上のポニョ」(08年、155億円)など、興収100億円を超える大ヒット作品を数多く手がけた。日本だけでなく海外にも多くのファンがいる“アニメ界の巨匠”だけに、映画の世界から引退するとなれば世界的な大ニュースとなるのは当然のことだ。


 これまでにも「もののけ姫」や「千と千尋」の会見や試写会で長編製作からの撤退をにおわせてきた宮崎監督。今回は国際映画祭の場での発表だけに、本気とみられる。ただ、ある映画関係者はこう証言する。


「今回発表されたのは、あくまで長編映画からの引退。もう『長編映画は撮らない』というだけで映像クリエーターとしての仕事、つまりすべての仕事から撤退するわけではない」


 これは何を意味するのか?「宮崎監督には、名作アニメ映画を数多く手がけた“アニメ界の巨匠”の一方、活動家としての側面もある。東日本大震災発生以前から、常に『原発反対』を強烈に訴えていましたからね。この気持ちは今も変わらないみたいですよ」(前同)