閉園特需の猿軍団校長「歯医者にも行けない」

2013年09月02日 11時00分

歯抜けで奮闘中の間中校長
歯抜けで奮闘中の間中校長

 年内で閉園する猿のテーマパーク「日光猿軍団」(栃木県日光市)の校長・間中敏雄氏(65)が、頭を抱えている。現地には、最後の雄姿を見ようと連日大勢のファンが押し寄せフィーバーとなっているにもかかわらずだ。何があったのか?

「上の歯が抜けちゃったんですよ」と同氏は口をイッと開いて、示してみせた。公演でトークをしづらいというのだ。

「13年くらい前かな。公演中にステージ上で、歯が1本、ポロッと落ちちゃったんです。で、お客さんが『あっ!』と気づいて、それに反応したぜん太(日光猿軍団のリーダー猿)が食べちゃった。『出せ!』って言ったのに、飲んじゃって。ウ●チで出してくれないかな~としばらく待ってたんだけど(苦笑)。その後も抜け、今では上の歯計6本が差し歯です」(間中氏)

 1990年代の大ブームは落ち着き、最近は細々と公演を続けていた。

「ティッシュを小さく固めて歯の形にしてはめて、ステージに上がったこともあった」

 ところが、解散のニュースが知れ渡ると、さあ大変!「(それまでの)日曜のお客さんは60~70人だったのに、最近は300人」。取材陣も殺到している。だが、間中氏も頭をかくしかない。

「参っちゃいましたよ。取材がいっぱい来て、歯医者にも行けない。今は瞬間接着剤で2本の歯をくっつけて、それを3組にして、歯ぐきにはめて対処してる(苦笑)。まあ、歯医者で治療してもすぐ抜けちゃう。接着剤のほうがくっつきがいい。食べるのも奥歯でかんでるし、しゃべりづらいしで…」

 最近、開演前にはこんなアナウンスが流れる。

「途中、間中校長の話が聞き取りづらいことがあるかもしれませんが、ご了承ください」

 年内はこのまま突っ走るしかない。