ケミ堂珍が「カープ愛」熱弁!CS進出のキーマンは永川

2013年08月30日 11時00分

広島愛を熱く語った堂珍(顔写真は広島・永川勝)

 活動休止中の人気デュオ「CHEMISTRY(ケミストリー)」の堂珍嘉邦(34)が、プロ野球「広島カープ」のためにひと肌脱ぐ! 現在ソロ活動中の堂珍が、本紙独占取材に応じ「広島初のCS(クライマックスシリーズ)進出のためには“あの男”の力が必要です!」と1人の選手の名前を挙げた。果たしてそのキーマンとは? 自身のソロ活動への熱い思いも吐き出した異色インタビューだ。

 堂珍は広島・安芸高田市出身で“地元愛”が人一倍強い熱い男。特に下積み時代はかつてカープの本拠地だった広島市民球場でチケットのもぎりバイトをやって、食いつないでいたこともあった。それだけに、堂珍にとってカープは「人生そのもの」だ。

 そのカープは現在、セ・リーグ3位。優勝はかなり厳しくなってしまったが、まずは初のCS進出に向けて正念場を迎えている。

 そんななか、厳しい夏場を乗り切るにはやはり投手陣の奮起が必要となる。堂珍は「マエケン(前田健太)はもちろんのこと、ある程度結果を残している選手たちは大丈夫。それ以外の選手の頑張りがカギになる」と分析した後、ずばり「永川(勝浩)ですね」と指名した。

 実は堂珍と永川勝は広島新庄高の先輩後輩という間柄。かつて広島の守護神として活躍していたが、昨年はケガで一軍登板がなかった。今季はここまで17試合に登板して3勝1敗、防御率3・09と中継ぎとして役割を果たしているが、8月27日のDeNA戦では8回1点リードの場面で登板、同点タイムリーを浴びて先発“マエケン”の勝ち投手の権利を消してしまった。まだまだ「守護神復活」には至っていない。

「昔、永川と巨人・青木選手(高広、広島から移籍)と焼き肉を食べに行ったんです。いま巨人で活躍している青木に永川はアドバイスできるぐらい調子が良かったんですよ」と堂珍は振り返る。そのころの輝きを取り戻してほしいと願っているのだ。

 もちろん、堂珍も言いっぱなしで終わるつもりはない。本紙を通じて永川勝に「焼き肉食いに行くぞ!」と呼びかけた。ゲン担ぎというわけだ。

 カープ愛を熱弁する堂珍だが、自身のソロ活動にかける気持ちもそれ以上。ラブソング中心のケミストリーとは違う「ひずみの中にある美しさを追求したロックサウンド」(堂珍)と、音楽性は一変したが「ケミを否定するつもりはないですよ」と語る。

「ケミでやってきたことで、メジャーで一線級の人たちとコラボしていろんな経験もできた。それを否定するのではなく、すべてを受け入れて自分のものにしたい。なかなかCDも売れない時代ですが、自分の音楽を追い求めたい」

 カープとともに堂珍も成長するつもりだ。