前田敦子〝ダメ男でも来るもの拒まず〟

2012年06月16日 12時00分

 今夏の話題作「苦役列車」(7月14日公開)の完成披露試写会が先日、都内で行われ、山下敦弘監督(35)と主要キャストの森山未來(27)、高良健吾(24)、前田敦子(20)、マキタスポーツ(42)らが上映前に舞台あいさつを行った。

 

 作家・西村賢太氏(44)が昨年、芥川賞を受賞した同名小説の映画化。定職につかず、酒と風俗に溺れるろくでなしの若者を描いた話で、西村氏本人がモデルだ。主人公・北町貫多を演じた森山は、役作りのため撮影中、東京・新宿にある〝3畳一間で共同シャワー〟の宿で生活していた。「4~5日間、風呂に入らず、夜はゴールデン街で飲んでいた。撮影にはいつも前の日の酒が残って、顔パンパンのまま現場に入っていたが、その方が褒められた」

 

 そんな主人公から思いを寄せられるヒロイン役の前田は、貫多について「最初はひどい人だと思うが、かわいくてしようがなくなる」。また「もし貫多みたいな男が実際にいたら、友達になれる?」と聞かれると、〝ダメ男〟への寛容さも見せた。「女の子から見ると怖い人と思うけど、私だったら来るものは拒まず。『お友達になろう』と言われてイヤな気にはならない」

 

 現場の雰囲気もよかったようで、「私はよく口癖で『あぁ、幸せ』と言うんですが、映画の撮影をしていた時は毎日『あぁ、幸せ』と言っていた。私にとって幸せな作品に携われて、ホントに幸せです」と笑顔を見せた。

 

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