AKB総選挙でフジvs日テレ場外戦

2012年06月10日 18時00分

 AKB48の第4回選抜総選挙が、思わぬところで〝場外バトル〟を引き起こしていた。争いの当事者は昨年、最後まで視聴率トップ争いを繰り広げた日本テレビとフジテレビだ。

 

 シ烈な視聴率争いを続ける〝宿命のライバル〟日テレとフジ。昨年は日テレが全日(午前6時~午前0時)、ゴールデン(午後7時~午後10時)、プライム(午後7時~午後11時)の時間帯を制覇。7年連続年間視聴率3冠王だったフジに競り勝ち、8年ぶりの3冠王に返り咲いた。昨年4月から今年4月までの2011年度視聴率でも、日テレが3冠王となった。

 

 ただ、今年4月にはテレビ朝日が開局以来初めてとなる視聴率4冠(3冠+プライム2・午後11~午前1時)を達成するなど、2012年の年間視聴率争いは混沌としている。

 

 昨年度覇者・日テレも、これには大焦りだという。自局の番組の視聴率向上に努める一方、他局の視聴率低下を目指して躍起になっている。

 

 その標的になったのが、AKB総選挙だ。総選挙の特番は各局持ち回りといわれている。どういう番組作りをするのかは各局の判断に任されている。今年の選挙を担当したフジが午後7時から午後9時9分まで生放送することを決めたところ、上層部から現場に思わぬ指示が飛んだという。

 

 「毎日のようにAKB48のメンバーはイベントに出演、取材する機会がありますが、日テレのクルーには選挙のことを〝聞くな・使うな〟というお触れが出たのです。フジテレビが放送する総選挙の盛り上げに一役買う必要はないということですよ。ちょっとでも視聴率が上がるのを阻止する目的です」と民放関係者。

 

 テレビ局の視聴率戦争は、AKB48総選挙も巻き込んで、激しさを増している。