寛平脅迫をエスカレートさせた紳助騒動

2012年06月09日 18時00分

 お笑いタレント・間寛平(62)に「一緒に写った写真を公開する」と、口止め料を脅し取ろうとした元暴力団関係者が逮捕された。

 犯行をエスカレートさせたのは昨年8月、暴力団員との親密交際で芸能界を引退した島田紳助(56)の騒動が影響したようだ。大阪府警は恐喝未遂の疑いで元暴力団組員を逮捕した。同容疑者は昨年1月から今年3月まで、寛平と所属事務所の吉本興業に対し、2人で写った写真と脅迫文を郵送して金を要求。応じなければ「写真を公開して『寛平は暴力団と交友関係があった』と明かす」と脅した疑い。

 寛平と元組員は1988年ごろまで交際していた。「元組員は当時、暴力団関係者ではなく堅気の人物。滋賀県で会社を経営し、羽振りも良かった。実際に寛平が世話になったこともあったが、暴力団関係者とは全く知らなかった」(吉本興業関係者)。その後、元組員は寛平に「オレはもともと暴力団員で、そっちの世界に戻る」と告白。88年には寛平が活動の拠点を大阪から東京に移して以降、接点はなかったという。

 元組員は昨年、急に寛平や吉本興業に接近し「関係をバラす」などと脅迫。今年に入ってからはエスカレートし、頻繁に連絡してくるようになったという。昨年の後半は、紳助の引退から暴力団排除条例施行など「芸能人とヤクザの関係」が話題になったため「元組員はこの騒動を利用したのでは」と捜査関係者はみている。

 吉本興業は「逮捕された男と間寛平が交流を持っていた期間は、一般の企業経営者と認識していた。現時点で、間寛平はいかなる暴力団関係者とも交遊を持っていないので、ご安心いただきたい」とコメントした。