舛添要一前東京都知事(70)が8日、米大リーグ・マリナーズで現役を引退したイチロー(45)に言及した。

 イチローは国民栄誉賞の辞退に続き、愛知県民栄誉賞も辞退した。

 舛添氏は「イチロー、愛知県の県民栄誉賞も辞退。国民栄誉賞も辞退したのだから、当然だ」と冷静に受け止めた。

「イチローは、愛知県や日本国を越えて活躍した。スポーツ選手には成績こそが勲章であり、それ以外は不純物だ。栄誉賞などというものは、基準が不明確、受賞者にも却って迷惑という理由で、私は廃止を主張し続けている」と訴え、スポーツ選手にはその競技以外のあらゆる勲章が不必要との立場を明確にした。

 舛添氏は国民栄誉賞の廃止を主張している。