落合洋司氏の“処分”に異論「ヘイトスピーチには該当しない」

2019年04月03日 15時36分

落合氏は認めているが…

 物理学者の菊池誠氏が2日、ツイッターを更新し、7月の参院選に立憲民主党からの出馬を辞退した弁護士の落合洋司氏(55)に言及した。

 落合氏は韓国に対する暴言の責任を取り、出馬を辞退した。同党の公認は取り消された。

 一方で、菊池氏は「落合洋司の過去発言は議員候補として相応しくないけれども、ヘイトスピーチ対策法でいうヘイトスピーチには該当しない」と断言。

「これは重要な点で、ヘイトスピーチ対策法に規定されたヘイトスピーチをしたから公認取り消しになったのではなく、立憲民主党が『相応しくない発言』と認定したわけです」と持論を述べた。

 すでに枝野幸男代表(54)や福山哲郎幹事長(57)が謝罪。落合氏自身もツイッター上に公開した謝罪文の中で「内容が極めて不適切なヘイトスピーチでした」と責任を認めている。

 しかし、菊池氏は「ヘイトスピーチ」の定義について「ひとつはヘイトスピーチ対策法に規定されているもので、もうひとつはもっと一般的に特定の人々に対する差別・憎悪発言全般を指すもの。後者は定義されているわけではないので際限なく拡大解釈しうる一方、前者だけでは実感と合わない」と見解を表明。

「落合洋司発言を立憲民主党がヘイトスピーチと断定したことは、立民がヘイトスピーチ対策法の規定を超えてヘイトスピーチを認定していることを意味します」と解釈した。

 ヘイトスピーチ対策法は差別解消を目的に2016年に施行された。

 落合氏は過去に「韓国のようなごろつき、三等国家の大使館が、港区の中心部にあるのは目障りだし迷惑」「機内で、隣に、韓国人らしき母子がいて、男の子は2歳くらいで、若い母親は、反日っぽくて(中略)これが、これから反日の道を歩むと思うと、ちょっと悲しかったな」と韓国や韓国人を侮辱、蔑視するツイートを連投したとされる。