7月の参院選に立憲民主党からの出馬を予定した弁護士の落合洋司氏(55)が2日、ツイッターを更新し、公認取り消しと出馬辞退を報告した。

「昨日4月1日、立憲民主党幹部との面談で、まず冒頭、統一地方選の最中に、立憲民主党から立候補している公認候補者の全ての皆様、ならびに党関係者、支持者の皆さまにご迷惑をおかけしたことを深く反省し謝罪申し上げました。また事態を重く受け止め参議院議員選挙立候補辞退を申し出ました。これにより先に決定された公認は取り消されることとなりました」と説明。

「ツイッターで問題となった一連のツイートは、特定国に対する批判的なツイートの中でのものであり、人種や民族、人々に対する差別を意図したものではありませんでしたが、表現、内容が極めて不適切なヘイトスピーチでした。謹んで深くお詫び申し上げます」と頭を下げた。

 落合氏は「韓国はごろつき」などと、他にも見るに堪えないヘイトを行った。

 近年、ヘイトに対して厳しい目が向けられる中で、弁護士としての資質も問われる歯に衣着せぬ“本音”のオンパレードはネット上で大炎上。

 しかも、落合氏は3月31日、一度、謝罪文を出し、事態の収束を図ろうとした疑いがある。その謝罪文も、文字ではなく、検索に引っかからない画像を使用したことも批判された。

 すでに枝野幸男代表(54)や福山哲郎幹事長(57)も謝罪コメントを出している。