平成に続く新元号は1日、「令和」と発表された。

 出典は万葉集で、日本の古典に由来する元号は初めてだった。

 ツイッター上では著名人からはさまざまな反応が上がった。

 ジャーナリストの田原総一朗氏(84)は「これまではどちらかと言えば中国の古典からとっていた。日本の古典からとったのは新しいやり方で、前向きに捉えている」と新鮮な印象を語った。

 構成作家の百田尚樹氏(63)は「万葉集はすべて大和言葉で書かれています。ですから、私は万葉集から取ればいいとは思っていましたが、まさかそうなるとは思っていませんでした。『令和』、いい元号だと思います」とプラスに捉えた。

 ジャーナリストの江川紹子氏(60)は「私なんかは『令』の字からは『命令』とか『令状』とかって言葉が思い浮かんでしまうのだけど、若い世代には『れい』という音がウケるかも、という気がしなくもない」とコメントし「元号は漢籍から引くという長い伝統と慣例を破ってでも国書にこだわったようだけど、元をたどれば漢籍という…」と続けた。

 日本文学者のロバート・キャンベル氏は「『令和』ぱっと見で『和せしむ』と読み世の中が平和になるよう仕向けること、平和に『させる』心で感心もしたが、万葉集『梅花歌』序の季節感あふれる取り合わせだと分かり再度合点。文選『仲春令月、時和気清』(張衡「帰田賦」)へのオマージュを含めてナイスチョイス。と言って、和せしむもいいなと」と評価した。

 タレントの武井壮(45)は「令和元年新しい何かをスタートするのに相応しいな やったろうぜ」と気合。

 お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)は「やっぱりな」、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔(38)は「平成ノブシコブシもついでに終わりますように。。」とつぶやいた。