女優の飛鳥凛(28)が28日、都内で主演を務めた映画「殺人鬼を飼う女」(4月12日公開)の完成披露試写会に出席した。

 同作は、大石圭氏の同名ホラー小説が原作。幼少期に義父から性的虐待を受け、4人の性格と共存する多重人格の女性となったキョウコの姿を描く。隣人の小説家に恋をしたことがきっかけで、キョウコの周りで殺人が起こる。

 真っ赤なドレスに身を包んで登場した飛鳥は「劇中、いろんなものの象徴として赤が登場する。重要な赤に注目して見てもらえたら」と話した。

 劇中では、レズビアンの女性、女性4人と男性1人との官能シーンを体当たりで演じた。

 メガホンをとった中田秀夫監督(57)は、複数でのラブシーンについて「難しく、美しさを保ちつつ撮影した」と打ち明けた。

 また、この日28歳の誕生日を迎えた飛鳥に、監督からサプライズとして劇中に登場するワインがプレゼントされた。