大河「いだてん」でますます重くなる 松尾スズキ主宰「大人計画」の重圧

2019年03月28日 16時30分

松尾スズキ

 劇団「大人計画」を主宰する俳優で演出家の松尾スズキ(56)が27日、大阪市内で舞台「命、ギガ長ス」大阪公演(7月27~29日、読売テレビ新社屋10hall)の取材会に登場した。

 初の個人プロデュースによる新劇団「東京成人演劇部」を発足した松尾。その第1弾として、女優・安藤玉恵(42)を迎え2人芝居を上演する。

 松尾は新劇団について「『大人計画』を30年やってきて、興行の責任を背負うプレッシャーが自分をむしばんでいる。楽しむために始めたのに、苦しみに変わっているというじくじたる思いがあった。大学で演劇研究会に入って、初めてお芝居をやったときは楽しかった。もう一度小さなお芝居を立ち上げて、あの喜びを手に入れたいと思った」と話した。

 松尾といえば、現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に、名人落語家・志ん生の最初の師匠、橘家圓喬役で出演中。主催者は「公演に関する以外の質問はNG」としたが、松尾は自ら同ドラマに触れた。

「『いだてん』の話になるんですけど、落語って究極の舞台表現です。1人でBGMなしであれだけのことをやっていてカッコイイ。あの感じは取り入れたい」

 周知の通り「いだてん」は、同じく出演していたミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者が逮捕され、NHKはてんやわんや。結局、松尾や脚本を手がける宮藤官九郎が所属する「大人計画」の三宅弘城が代役になったが、芸能関係者は「代役はずっと話題になっていたので、ドラマも注目されるのかと思ったら、相変わらず視聴率は1桁台。三宅も地味な印象が否めず、起爆剤としては期待できそうにない」とバッサリだった。

 松尾は、瀧容疑者について「それはちょっと関係のない話かな」とさすがに語らなかったが、「大人計画」のプレッシャーは重くなるばかりだ。

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