平尾昌晃さんの遺言めいた手紙 三男が存在を明かす

2019年03月27日 21時40分

遺言めいた手紙の存在を明かした平尾勇気

 2017年に死去した平尾昌晃さん(享年79)の三男でセレブ歌手の平尾勇気(38)が27日、東京・中央区のライブハウス「銀座TACT」でライブを行い、遺言めいた平尾さんの手紙の存在を明らかにした。

 勇気は平尾さんの2番目の妻の子。現在、平尾さんの3番目の妻で平尾昌晃音楽事務所社長のMさんと、土地・株式・著作権を含めた60億円の遺産を巡り骨肉の争いを続けている。2月に和解直前までいったものの、土壇場で決裂して今に至る。

 5~6枚にわたる手紙は2002年に書かれたもので、Mさんが持っていたものだという。2~3日前に兄弟の手に渡り、勇気は前日(26日)それを見せられたという。

「何日かかけて書かれたもので、子供たちに親らしいことをしてやれなかったが、もし俺に何かあったらこうしてほしい、Mさんと兄貴と皆で仲良くして決してもめないでくれ、Mさんにお母さんらしく接してくれなどと書いてあった。読んでいて目頭が熱くなった。それと、音楽を続けてちゃんと守っていってほしい、そのためにお金を使わなきゃダメだよとも書いてあった」

 だが、なぜ今、17年も前の手紙が出てきたのかと疑問も残る。勇気は「複雑な気持ち。父が亡くなった後に遺言を探したがなくて、ちゃんとしたものがあればこうはなっていなかったかもしれない。父はお金の話が好きではなかったが、書く暇がなかったのか、わざと書かなかったのか分からない。いろいろ考えさせられる」と神妙な面持ちで語った。

 手紙には気になる個所も見つかった。「彼女との日常的な会話が書いてあり、父がおびえていたような感じもした。何かやられていたのかなと思わせる文章もあった。ちょっと調べないといけない」。まだまだ勇気の悩みは尽きそうにない。