平尾勇気 いまだ父・昌晃さんの遺骨拝めず

2019年03月27日 21時38分

いまだ遺骨を拝めていないという平尾勇気

 数々のヒット曲を生み出し2017年に亡くなった作曲家・故平尾昌晃さん(享年79)の三男でセレブ歌手の平尾勇気(38)が27日、東京・中央区のライブハウス「銀座TACT」でライブを行った。

 勇気は平尾さんの2番目の妻の子。現在、平尾さんの3番目の妻で平尾昌晃音楽事務所社長のMさんと、土地・株式・著作権を含めた60億円の遺産を巡り骨肉の争いを続けている。2月に和解直前までいったものの、土壇場で決裂して今に至る。

 勇気は「名古屋公演でギターや衣装など父の遺品の数々を、ブースを設けてファンに披露する。Mさんも納得してくれて、心を開いてくれたのかなと思っていた。周りの方たちが頑張ってくれているし、感情むき出しでは何も前に進まないと分かってきたので最近、僕も彼女に歩み寄ってみようかなと思っていたところだった」と話を切り出した。

 だが前日(26日)、この日の東京公演へのギター、衣装の提供を呼びかけたところ、話は思わぬ方向へ。「Mさんが提供したのは、そこらへんで買ったような安物のエレキギター。それが事務所に置いてあった。父はアコースティックギターでしか作曲しないのは誰でも知っている。兄弟もひどいねと言っていた。またも嫌がらせにあった。父を本当に愛していたら、息子を愛してくれてもいいんじゃないか。協力してくれてもいいんじゃないか。たとえ裁判をしていたとしても、そこを取っぱらってちょっとライブを見に来てくれるとか。切ない」と肩を落とした。

 実はいまだに父の遺骨に手を合わせることもかなわないのだという。「父が彼女と住んでいた高輪の億ションにまだ父のお骨があるが、線香をあげることもできない。昨日もMさんの体調が悪いということで断られた。父の寝室に愛用のギターや衣装がブワーッとあったから、それを見たい。見せたくないものがあるのかな。もしかして、もう衣装は売っちゃったのかもしれない。父にツアーの報告に行きたかった。兄弟との仲はいいが、さすがにあきれてもう疲れたと言っている」

 いつもは明るい勇気も「父は今も上のほうから悲しんでいるんじゃないかな。おかしなことだけど、家に入れない状態なんで」と落ち込みながらも「ファイナルの名古屋まで全力で、魂で歌を届けたい。やっぱり平尾ブランドはさすがだねと思われるようにならないといけない」と思いを新たにした。