松尾スズキ 二人芝居で共演・安藤玉恵を絶賛

2019年03月27日 18時38分

二人芝居を上演する松尾スズキ

 劇団「大人計画」を主宰する俳優で脚本・演出家の松尾スズキ(56)が27日、大阪市の読売テレビ新社屋で「松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部vol.1『命、ギガ長ス』」大阪公演(7月27〜29日、読売テレビ新社屋10hall)の取材会を行った。

 初の個人プロデュースによる新劇団「東京成人演劇部」を発足した松尾。その第1弾で、女優・安藤玉恵(42)を迎えて二人芝居を上演する。

 松尾は新劇団発足について「『大人計画』を30年やってきて、興行の責任を背負うプレッシャーが自分をむしばんでいる。楽しむために始めたのに、苦しみに変わっているというじくじたる思いがあった。大学で演劇研究会に入って、初めてお芝居をやったときは楽しかった。もう一度、小さなお芝居を立ち上げて、商業的な演劇では味わえないあの喜びを、もう一回手に入れたいと思った」と胸のうちを明かした。

 舞台では50歳のアルコール依存症の息子と、認知症を患った母親の生活を描き、その2人のドキュメントを撮影する女学生と教授が加わる。松尾が息子と教授、安藤が母親と女学生の一人二役をこなす。

 安藤については「僕のお母さんも生徒役もできる。若くも年老いても見えるし、日本人じゃないようにも見える。不思議な魅力があって、達者ですよね。二人芝居は相手の技量が必要なので、そこは譲れないところだった」と絶賛。「お互い生活があるので、破綻しない程度に楽しんでいきたい」と意気込みを語った。