【西口プロレス】哀川翔が有終V!超満員の後楽園ホールで華麗な舞い

2019年03月27日 16時56分

小猪木(左)をロープに振る哀川翔

“Vシネマの帝王”が有終の美を飾った! 芸能界ケンカ最強伝説を持つこわもて俳優の哀川翔(57)が26日、東京・後楽園ホールで行われた「西口プロレス18周年記念興行」に降臨。超満員札止めの会場を華麗に舞い、劇的な勝利を収めた。

 劇男一世風靡時代からの舎弟・勝俣州和(54)とともに大のプロレス少年だった哀川は一昨年、親交のある長州小力(47)に誘われ、西口参戦を決定。それから4回目となった今回でひとまず区切りをつける。

 哀川の人気を裏付けるように、“プロレスの聖地”のチケットは1か月前に完売。普段よりサングラス着用率、セカンドバッグの携帯率が若干高めだろうか。異様な熱気の中、まずはイノキボンバイエでアントニオ小猪木が登場。続いてパワーホールに乗って小力が入場した。

 リング上では元新日本プロレスのリングアナだった田中ケロが、小猪木の友人である美人女優・天海祐希(51)からの応援メッセージを読み上げ、いやが応でも観客の期待は高まる。ただ、直後に負俣州和、花香よしあき、あいかわい翔のものまね軍団が登場。毎度の展開に一瞬の不安がよぎった。

 そこにソイヤ!、ソイヤ!の掛け声が…。一世風靡セピアの「前略道の上より」のテーマに乗って、白スーツ(半ズボン)にハチマキ姿の勝俣を露払い役に、ついに大スターが姿を現した。場内は割れんばかりの大歓声がこだまする。

 前回はロープを飛び越えようとして足が引っかかり、失敗してしまったが、今回は難なくこなす。ゴングが鳴ると、哀川は小猪木を軽々持ち上げて、あいさつ代わりのボディースラム。細く締まった肉体が躍動し、並々ならぬ身体能力を感じさせる。

 だが、小猪木も負けていない。ロープ際に追い詰め、スターの商売道具である顔をバチンと張った。これにキレたのが哀川だ。瞬間湯沸かし器のように顔を真っ赤にさせて、小猪木の顔をつかむとコーナーポストにしこたま打ちつけ、さらにはストンピングをお見舞い。続いてダブルアームスープレックスからブレーンバスターと流れるように大技を繰り出した。鬼神と化した哀川の様子を見て、小猪木、小力は会場を逃げまくる。

 笑いと歓声が入り交じる中、両軍団が入り乱れて場外へ。取っ組み合いながら観客席を練り歩くと、全員がロビー方向に姿を消した。相当に激しい攻防が繰り広げられたのだろう。2、3分後に戻ってきた際には全員が顔面から流血していた。

 リングに戻ってからは、一気に勝俣、哀川のペース。小猪木に滞空時間の長いWブレーンバスターを仕掛けると、最後は哀川と勝俣が対角線上のコーナー最上段に上り、それぞれ小力、小猪木に滞空距離の長いダイビングボディーアタックを放ち、最高の“プロレスごっこ”は幕を閉じた。