27日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、韓国で起きた悪質な盗撮事件を取り上げた。

 逮捕された容疑者グループは30ものホテルの部屋に盗撮用の超小型カメラを仕込んで撮影し、ネットでライブ配信していた。日本人観光客が利用するホテルも含まれていたという。

 被害者は1600人に上るとされ、さまざまなプライベート行為が流出していた。

 取材生活30年のテレビ朝日・玉川徹氏(55)は「生配信だけじゃなくて、録画されたら永久的に残っちゃう」と危機感を募らせた。

 番組では盗撮を見破る方法として、ホテルの部屋の電化製品をチェックすることを推奨。

 ただ、コンセントやドライヤースタンド、エアコン、置き時計、ドレッサー、火災報知器、換気扇と多岐にわたり、玉川氏は「そんな無理だよ」とため息を漏らした。

「ホテルにちゃんとやってもらうしかない。ちゃんとしたホテルだったら、定期的にそういうものがないかチェックする。ホテルのホームページとかに『定期的に盗撮対策の検査をしています』とかって出てるホテルだったら泊まりたい」と訴えた。

 韓国では盗撮行為が激増し、社会問題になっている。