菅直人元首相(72)が26日、ツイッターを更新し、株価下落について言及した。

 日経平均株価は25日、終値が前週末比650円23銭安の2万977円11銭となり、今年最大の下げ幅を記録した。

 菅氏は「日本経済の低迷傾向がはっきり出始め、昨日は株価も今年最大の下落となりました」と報告。

 そして「永田町では安倍政権は経済の低迷を理由に消費税引き上げを取りやめ、ダブル選挙に打って出るのではないかという観測が強まっています」と、安倍晋三首相(64)が10月に予定している消費税率10%への引き上げを再延期する可能性を指摘した。

 今後の選挙をにらみ「立憲民主党にとっても勝負どころです」と引き締めを図った。