「キャンプ芸人」として注目されつつあるのがヒロシ(47)だ。

 22日、名古屋テレビ(メ~テレ)で会見が行われ、新番組「おぎやはぎのハピキャン ~キャンプはじめてみました~」(4月24日)が発表された。キャンプ初心者のおぎやはぎがMCを務め、ゲストとして毎回先生役の「プレゼンキャンパー」が登場。実際にキャンプをしながら魅力を伝授するという内容だが、栄えある第1回(4週分放送)の先生役に選ばれたのがヒロシだ。

 キャンプのイメージはピンとこないが、会見に登場したヒロシは「ここ5、6年は一人キャンプが多いですね。ユーチューブでアウトドアを中心にアップしているんですが、チャンネル登録が35万人を超えました。キャンプ好きの間ではそれなりの認知度なんですよ」と話す。

 最近では設備が整った場所で楽しむ豪華な「グランピング」が流行しているが、ヒロシにとってキャンプとは自然を楽しむものだという。「僕はできるだけあるものを使うんです。火は火打ち石でおこします。薪もそのへんの木を拾ってくる。自然は平等なところがいい。僕を一発屋とバカにすることもない(笑い)。雨が降れば僕も女優さんも平等に濡れますからね」。サバイバルでもなく、雨が降ればライターを使うなど無理をしないのもヒロシ流だ。

 メ~テレ首脳陣に「半年後には『ヒロシのハピキャン』で」と直訴したものの、あっさりスルーされた。だが、地上波放送で存在感が増せば、ヒロシに新たな道が開けるかもしれない。