ローラ 密猟で殺害されたアフリカゾウの死を追悼「こんなに優しい生き物を傷付けてはいけない」

2019年03月19日 15時51分

ケニアで焼かれる象牙(インスタグラムから@rolaofficial)

 モデルのローラ(28)が19日、インスタグラムを更新した。

 仕事でケニアに滞在し、アフリカゾウの研究に励んでいるローラは「Save The Elephantsという象の保護活動を行っている施設を訪れたんだ。こちらの施設では象が野生の自然の中で安全に生活ができるように、その動きや生体数を管理しているの」と報告した。

 ケニアではアフリカゾウの家族を率いるリーダーや単独のオスの首に発信器を取りつけ、GPSで個体数を管理している。しかし、密猟で殺され、発信器だけが戻ってくる悲劇が続いている。巨大なキバを持つ「スーパータスカー」はツァボ国立公園で人気のあった「サタオ」も殺され、残すはアンボセリ国立公園の「ティム」などごくわずか。ローラは回収された無数の発信器の前で祈りをささげる写真を投稿し、アフリカゾウを追悼した。

「象はとても頭がよく、最近は川に水を飲みにいく時間帯を真夜中にして象牙目的の人間に見つからないようにしてるんだ。いつ襲われるか怖がりながら道を歩くなんて本来の象はしなくていいストレスを感じてしまっているからとても悲しい」と極度の緊張にさらされているアフリカゾウに寄り添った。

 アフリカゾウは危険を察知する能力が高く、密猟が頻発するエリアでは気性が荒くなる。最近では密猟者のターゲットになるキバそのものが退化する傾向も報じられるなど、種の進化にも異変が生じるほどだ。

 スタッフからアフリカゾウについて改めて説明を受けたローラは「象の性格をたくさん教えてくれて、象は家族でいつも行動をするのだけど、もし歩いていて倒れて息を引き取った象を見かけた時、その象を丸く囲ってそこに3時間、4時間と長い時間お祈りをして葉っぱを添えたり木の枝を添えたりするんだ。サンブル族のバーナードさんは(ゾウが)人間にもすると言っていたの」とアフリカゾウの特徴の一つである死者への弔いを紹介した。

 人間に近い例として、アジアゾウが溺れかけた男性を救出するシーンを撮影した動画を拡散。以前からネット上に出回っているもので、実はこのアジアゾウと男性は知り合い。男性はわざと溺れていたが、心配したアジアゾウが駆け寄るという内容だ。

 ローラは「人間が溺れているのをみて助けにいく象の動画なのだけど、本当に愛にあふれているね こんなに優しい生き物をわたしたちは傷付けてはいけないね」と訴え、英語も交えて象牙を目当てにした密猟の撲滅を呼びかけた。