崔洋一監督 監督デビューのきっかけは裕也さん「最大の恩人」

2019年03月18日 21時33分

崔洋一監督

 昨年9月に死去した女優の故樹木希林さん(享年75)の夫でミュージシャンの内田裕也さん(享年79)が17日早朝に死去したことが明らかになった18日、都内の自宅マンションには多くの報道陣が駆けつけた。

 俳優・本木雅弘(53)の妻で内田さん夫妻の一人娘であるエッセイストの内田也哉子(43)は、最期を看取れなかったようで、17日は同マンションで亡き父とともに一夜を過ごしたとみられる。

 18日午後3時ごろには長男でモデルのUTAが弔問に訪れた。その3時間後の午後6時ごろ、也哉子は車の助手席にUTAを乗せ、沈痛な面持ちを浮かべて去っていった。取材対応はなかった。

 また、同日午後5時前には、故人と半世紀近い親交があった崔洋一監督(69)が弔問に訪れた。

 崔監督は、内田さん主演の映画「十階のモスキート」(1983年)で監督デビュー。内田さんを特集して昨年夏に放送されたフジテレビ系「ザ・ノンフィクション」でも監督を務めた。樹木さんがナレーションを担当したことでも話題になった。

 崔監督は「デビューのきっかけを作ってくださった最大の恩人」と思いをはせた。最後に会ったのは、内田さんが主催する昨年大みそかの音楽イベント「NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL」。崔監督は「大変機嫌が良かった」と振り返った。別れの言葉を求められると声に詰まり、目に涙を浮かべながら「うまく言葉にできない…」と唇をかんだ。

 内田さんは樹木さんと40年以上、別居していたが、天国で〝再会〟する。「(樹木さんは)毒のある軽口で『いらっしゃいませ』と迎えるのでは」と話した。